何でかわからない
また裏切られるかもしれない…
けど、この人なら
"安心できる"
そう自然に想えた…
付き合えた事はほんとに良かった
嬉しくて 嬉しくて…
後悔はなかった
でも、毎日不安だらけだった…
遠くに住むリョウスケ…
この顔に
この性格…
不安にならないはずがなかった…
"ほんとにうち等付き合ってんの"
ッて想ってた…
そんな事でさえも
リョウスケには隠せなかったょね…
リョウスケはすぐに
気付いてくれたょね…
『俺なぁ、好きなんだ』
『えっ?』
『夜の星と海が』
"なんだ、そっちか…"
『だから俺の好きなとこ、
お前の好きなとここれから
たくさん行こう!!!
そんで俺等だけの、
俺等にしかできねぇ想い出
たくさん作ろうぜ☆
お前が笑ってくれんなら
喜んでくれんなら俺は
なんだってやってやる!!!
だから不安になんか
ならなくていいんだぞ?』
リョウスケのその言葉で
やっと安心できたんだ…
"うち付き合ってんだ"
"リョウスケの彼女なんだ"
って本気で想えた時だったょ…
