そんな時、当時仲良くしていた
"ユミ"が遊びに誘ってくれた
ユミなりにうちを慰めたかったのか
無理に明るくしてる様にも見えた
服屋をまわって
ご飯食べて
ゲーセンに行って
プリクラ撮って
歩き疲れたうちとユミは
ベンチに座った
『さち、もう大丈夫?』
『もう平気だょ
過ぎたことだから』…
『そっか…』
無言が続いていた時だった
突然二人の男が声をかけてきた
うちは会話にも入らず
二人を完全にシカトしていた
男なんかと話たくなかった
男なんか見たくなかった
男みんながあの汚らしい
男に見えて仕方なかった…
