当時付き合ってた男がいた
名前は"ジュン"
最初はいい顔をしていた
でもいつからか暴力を繰り返し
女遊びが激しくなり
薬づけになっていった…
そしてジュンは金で
男友達にうちを売った…
逃げる事も
抵抗する事も
大声を出す事も
何もしなかった
"されるがまま"
だった…
感情がない…
あんなに笑っていた自分が
あんなにどんな時でも
笑顔を絶やさなかった自分が
笑う事も
笑顔になる事も
忘れていた…
もう"どうでも良かった"んだ…
そして性欲を満たした男達が
不気味な笑みでうちの顔を見て
ゆった一言
『また よろしくね』
そしてジュンは男達から金を受取り
うちの顔を見て笑いながら
口パクで
"あ り が と う"
と確かにゆった…
それでもうちは
ただ ただ無言のままでいた…
