ん…

目が覚めると,私の目には
涙が溜まっていた

今日は,ルウとデートなのに…

こんな気持ちのまま
デートしていいのかな…?
って思ってしまう…

時計を見ると,朝の
7時半だった

今から用意すると
ちょうどいいはずっ

私は顔を洗って,ドレッサーの前に座った


ルウと…楽しいデートが出来ますように

そぅ,願った…

私は,化粧をはじめた

化粧が終わると,髪の毛を
コテで緩く巻いた

時計を見ると,9時半だった

よし!
全然余裕だ!

私は,ルウが可愛いと言ってくれた
ワンピースを着て
鏡の前に立った

大丈夫…
上手くいく…

私は,ルウが好きなんだから…!

雷斗は過去!
ルウは未来!

なに…言ってんだろ…
私、バカみたい…

はぁ…

すると、

ピーんポーン

あっ!
ルウだ!

私は急いで階段を降りて,
ブーツを履いて,髪を手ぐしでまとめて

ガチャ

『おはょ!』

「朝から元気だなっ…笑」

『あははっ』

「じゃ,行くか」

『うん!』