「俺は…理沙が笑ってくれればそれでいいんだ。」

「今の…雷さんを変えれるのは理沙しかいない…」

そう言って,龍くんは
帰っていった

私はどうすればいいの…?
もぅ,雷斗に合わせる顔ないょ…

ガラガラ~

奈那美と奏くんが入ってきた

「理沙…これでいいの?」

『え…?』

「このまま雷さんと終わっていいの⁉」

『もう…終わったんだょ』

そうだょ…
私は雷斗に振られたんだ…

バチンッ

「好きなんでしょ⁉…このままあっけらかんと終わらせていいの⁉好きなら,うじうじしないで堂々と好きって言いなさいよ!」

奈那美に叩かれた
右頬も痛いけど、

それより…
心の方が痛かった…

「理沙ちゃん…雷さんを救ってくれよ…理沙ちゃんにしか出来ないから…」

と、言い残して
奈那美と奏くんは帰って行った


ねぇ…
私はどうすればいいの…?

雷斗…
会いたいよ…


もう一度,側にきて
あの頃みたいに笑ってょ…

止まったと思っていた
涙はまた溢れ出してきた…



神様…
あと何回泣けば
笑えますか…?