次の日…
はぁ…あんまり眠れなかった…


私は用意をして
家を出た。

学校につき
席につくといつもどうり
奈那美が来た。

「その顔どぅしたの?」

『えっ?…ちょっとね』

私は奈那美に
話す気はなくトイレと言って
教室を出た。

はぁ…
奈那美に悪い事しちゃったな…

「ねぇ?ちょっといいかな?」

フワッ


ドキッ

シトラスの香り…

そぅ…雷斗さんと
同じ匂い…

私の目の前には
ギャルっぽい
綺麗な女性がいた。

リボンの色が青…

だから三年生だ…

私は頷き、ついていった。

ついた先は
長年使われていない
教室だった。

ガラガラ~

ビクッ

身震いがした。

だって…
教室には
六人ぐらいの男がいた。

みんな私を
上から下へと
舐め回すように見てきた。

「単刀直入に聞くけど、雷斗にどんな手使ったの?」

『え…?』

「とぼけんなよ! あんたのせいで私は振られたんだよ!」

私のせい…?