ピンキーリング【短編】

花火が始まり、みんな花火を見ていた。


あたしも、感動しながら花火をくいいるようにみつめる。




そのとき、横から視線を感じた。



ぱっと拓ちゃんをみると、拓ちゃんはあたしを見ていた。



目が合い、お互いがじっとみつめる。








「……なな…」




そう声がしたかと思うと、拓ちゃんの顔が近づいてきた。



あたしはそっと目を閉じる。







ゆっくりとあたしと拓ちゃんの唇が重なった。












初めてのキスは、


甘いイチゴの味がした。





花火の光に照らされながら、あたしはすごく幸せだった。