そうだよね。忙しいよね。 もう高校生だもんね.... 沈んだ気持ちに追い打ちがかかる。 "ううん。大丈夫。 私こそいきなり会いたいだなんて ごめんね。親睦会楽しんで♪" そう彼に送り返したあと、 スマホの電源を切ってしまった。 自分で選んだ高校なのに。 こんなに不安なのは初めて。 いつも私の隣にいてくれた彼は いま別の仲間を作ろうとしている。 そのことがなぜか ものすごくもどかしく感じた。