嫌いなんて言えない。

エレベーターに入り7のボタンを押す。

「お・・俺、緊張するよ」

「大丈夫!落ち着いて」

扉があく。

すると,左にちょっといったところに

702『原口優衣菜』

という看板があった。

"コンコン"

あたしたちはノックをし入った。

「失礼しま-す。優衣菜いる?」

「藍葉!」

そこには元気そうな優衣菜がいた。

「元気そうでよかったよ。」

あたしの頬には

熱いものは伝う...

「藍葉ちょっときて・・・。」

あたしは優衣菜に近寄る。

すると優衣菜は唇にキスをし抱き寄せた。

「私,藍葉が好きだから。」

あたしはビックリして目を丸くした。

身動きひとつできなかった。

「ちょっとまって」

というとあたしは優衣菜を離した。