嫌いなんて言えない。


「ねぇ。和夜くん。じゃあさ、今度一緒に優衣菜のお見舞い行こうよ!」

和夜は一瞬ビックリした表情を見せたがすぐ
おだやかになった。

「もちろん。行かせてもらうよ!」

「まぢ!じゃあ、決定~♪」

和夜くんはすごい嬉しそうにしている。

すると・・・。

「ボンジュ~ルみんな。」

なんか浮いている声が聞こえたと思ったら・・・

「やあ、おはよう下谷さん」

「あ、おはよう。って今昼だから!!」

遼樹くんだった。
おっちょこちょいだな-。

「oh!Sorry」

でも、この話し方。

顔、体(?)、遼樹くんのすべてに安心する。