なんで?! なんでなの?! あたし・・・ちょっとは疑ったよ?でも、本当に信じてた。 先生よりも。あいつらよりも。 「はあ・・・。」 あたしはなんて不幸なんだろ・・・ 「え。あれは・・・」 屋上から運動場を眺めていたあたしの目には車へ向かう優衣菜が写った。 この光景をあたしは理解できなかった。 今は放課後、帰るにはおかしくない時間だけど、車に迎えにきてもらうなんて事は無かった優衣菜なのに・・・。 風が強くふいた。 あたしはこの風からもなにかを感じとった。そして、走った。