はあ、と溜息を吐き雪崩れ込むように机に顔を伏せる。今度こそ起き上がれる気がしない。
「美緒。…大丈夫?」
「ん。覚悟はしてた」
「センセーのこと、あきらめるの?」
ふるふる、と首を横に振る。
本当に彼女がいるって分かっても、いきなり好きじゃなくなるわけない。
でも、瀬野センセーにも特別な存在がいるのだと思い知らされるのは、中々のキツさだ…。
めちゃくちゃ落ち込む……。
そっか…いるんだ彼女……そっか。
「……」
「負のオーラ半端な!」
「ちょっと黙って田宮」
カナちゃんが私の頭をよしよしと撫でる。

