俺の頬に

何か 冷たいものが触れた。

・・・え?


「・・・。」


「なっ何も言わないで。」


「吹雪・・・?」


「いや。いいの!今のは

 気にしないで!

 わっ私 家こっちだから!」


「あ・・・ああ。」


いつの間にか 俺の家の前辺り。

吹雪の家は すぐそこだ。