私の通っている学校に、
新しい寮母がやって来た。
(クラスメート)
「こ、この人が、寮母...?」
(先生)
「では、挨拶をお願いします。」
『寮母の雨宮です。
よろしくお願いします。』
... 。
緑色の、透き通った瞳。
星のように煌めく
銀色の髪。
白い肌...
一見、完璧な容姿に見えるけど、
それは、どこか悲しげだった。
ブルッ
な、なんか今寒気が...
なんて、冷たい表情してんだろう...
(先生)
「コホン、と言うわけで、
これからよろしくお願いします
雨宮さん。また、雨宮さんは
まだ君たちと同年代と言うことで、
仕事の合間... 午後の授業を、
みんなと一緒に受けることとなっている。よろしく頼んだぞ。
... くれぐれも、不正の無いように。」
ガラッ
あ、二人ともでていっちゃった。
キーンコーン
あ、一限目始まるっ
そしてー昼ー(屋上)
はあー
お昼かあ。
なんかあっという間だなあ...
ていうか
一限目から四限目までほんと
ハードなんだけど(;つД`)
レベル高いし、何より
ちゃんとみんなついていけてるしっ
このままじゃ、おいてかれるよぉ泣
まだ友達も出来てないし...
... 私は、昔からこうだった。
警戒心が強くて、なかなか人に
甘えることができなかった。
話しかけられても、
会話の広げかたがわからなくて。
私に近づいてきた人達は、
どんどん離れていく...
そのうち私は、人と関わることが
おっくうになってきた。
自分に自信を失い、
苦しみたくなくて、人とは
距離をおいた。
中学では、信頼できる
幼なじみが二人いたけど、
二人とも、べつの友達ができて、
あまり、私と話さなくなった。
卒業するとき、
「困ったことがあったら、
いつでも相談してね。」って
言われたけど、
話す勇気なくて...
まだ連絡したことない。
二人とも、それぞれの高校で、
楽しくやってんだろうなあ...
会いたいよ...
「一人でお昼なんて、
寂しいよ... 」
ポロッ
過去を振り返った後、
私は、泣きながらお弁当を食べた。
「ごちそうさま... 」
キーンコーン...
考え事してたら、時間がたつのって
早く感じるなあ...
ボケー。
『お前。おい、そこの泣き虫。』
!!!
「ふぇ?!(°▽°)」
ストン。
↑雨宮が屋上の高い場所から降りる音
ち、ちょ、今、あそこから
雨宮さんがっ
スタスタ
↑雨宮が歩み寄る音
『お前っここで何してやがる。
屋上は、立ち入り禁止だぞ。』
え?そうなの?!
スッ
↑雨宮が殴りかかろうと
した音
「きゃっ」
殴られるっ
ピタッ
え?...
ガッ
↑雨宮がなみの制服を
つかんで、もちあげた
!!!
『... 俺は寮母だが、同時にこの学校の全ての監視役でもある。不正をみつけしだい
ぶっ潰す。... 今回は特別だ。
次、何かしたら、確実に潰す。』
「すみません... 」
この人、恐ろしい....
朝、寒気がしたのは、
気のせいじゃないかもしれない。
ー不正を見つけたら、罰を... ー
あのとき先生は、何かいいかけた。
罰を...
までしか、聞いてなかったけど、
なんか、重要なことを
隠している気がする...
あの雨宮って人、
どんな人なんだろう。
年は、私と変わらない
16才
でも、なんか違う...
真から冷めたような顔
表情の読めない瞳
本当に、人間?って
思ってしまう。
だって、感情がないもの。
いつも無表情で
心はあるのかな...
って
何失礼なこといってんだろう私ったらっ
... でも、笑顔のない、
悲しい子だなあ
... やだなあ、あの人。
新しい寮母がやって来た。
(クラスメート)
「こ、この人が、寮母...?」
(先生)
「では、挨拶をお願いします。」
『寮母の雨宮です。
よろしくお願いします。』
... 。
緑色の、透き通った瞳。
星のように煌めく
銀色の髪。
白い肌...
一見、完璧な容姿に見えるけど、
それは、どこか悲しげだった。
ブルッ
な、なんか今寒気が...
なんて、冷たい表情してんだろう...
(先生)
「コホン、と言うわけで、
これからよろしくお願いします
雨宮さん。また、雨宮さんは
まだ君たちと同年代と言うことで、
仕事の合間... 午後の授業を、
みんなと一緒に受けることとなっている。よろしく頼んだぞ。
... くれぐれも、不正の無いように。」
ガラッ
あ、二人ともでていっちゃった。
キーンコーン
あ、一限目始まるっ
そしてー昼ー(屋上)
はあー
お昼かあ。
なんかあっという間だなあ...
ていうか
一限目から四限目までほんと
ハードなんだけど(;つД`)
レベル高いし、何より
ちゃんとみんなついていけてるしっ
このままじゃ、おいてかれるよぉ泣
まだ友達も出来てないし...
... 私は、昔からこうだった。
警戒心が強くて、なかなか人に
甘えることができなかった。
話しかけられても、
会話の広げかたがわからなくて。
私に近づいてきた人達は、
どんどん離れていく...
そのうち私は、人と関わることが
おっくうになってきた。
自分に自信を失い、
苦しみたくなくて、人とは
距離をおいた。
中学では、信頼できる
幼なじみが二人いたけど、
二人とも、べつの友達ができて、
あまり、私と話さなくなった。
卒業するとき、
「困ったことがあったら、
いつでも相談してね。」って
言われたけど、
話す勇気なくて...
まだ連絡したことない。
二人とも、それぞれの高校で、
楽しくやってんだろうなあ...
会いたいよ...
「一人でお昼なんて、
寂しいよ... 」
ポロッ
過去を振り返った後、
私は、泣きながらお弁当を食べた。
「ごちそうさま... 」
キーンコーン...
考え事してたら、時間がたつのって
早く感じるなあ...
ボケー。
『お前。おい、そこの泣き虫。』
!!!
「ふぇ?!(°▽°)」
ストン。
↑雨宮が屋上の高い場所から降りる音
ち、ちょ、今、あそこから
雨宮さんがっ
スタスタ
↑雨宮が歩み寄る音
『お前っここで何してやがる。
屋上は、立ち入り禁止だぞ。』
え?そうなの?!
スッ
↑雨宮が殴りかかろうと
した音
「きゃっ」
殴られるっ
ピタッ
え?...
ガッ
↑雨宮がなみの制服を
つかんで、もちあげた
!!!
『... 俺は寮母だが、同時にこの学校の全ての監視役でもある。不正をみつけしだい
ぶっ潰す。... 今回は特別だ。
次、何かしたら、確実に潰す。』
「すみません... 」
この人、恐ろしい....
朝、寒気がしたのは、
気のせいじゃないかもしれない。
ー不正を見つけたら、罰を... ー
あのとき先生は、何かいいかけた。
罰を...
までしか、聞いてなかったけど、
なんか、重要なことを
隠している気がする...
あの雨宮って人、
どんな人なんだろう。
年は、私と変わらない
16才
でも、なんか違う...
真から冷めたような顔
表情の読めない瞳
本当に、人間?って
思ってしまう。
だって、感情がないもの。
いつも無表情で
心はあるのかな...
って
何失礼なこといってんだろう私ったらっ
... でも、笑顔のない、
悲しい子だなあ
... やだなあ、あの人。
