「神埼 和人は学年1の天才で、その成績は、高1から今までの高2まで誰にも抜かれたことがない人物」 そんな人があんなに変態? ありえない。 「ミステリアスなところが女子にも人気がある」 葵は、まるで博士のような感じの話し方をし始めた。 「で、あなたは、そんな秀才くんに『好きだ』と言われた、この返事は、もちろんオッケーでしょ」