ズタン・・ズタン・・・



私は、かかとを引きずりながら
歩く癖がある。

その音が、虚しく
心に響く。



『ありがとな!!』



か・・・。


『藍斗が笑っていられるように、
支えてあげよう。』



なんて、バカみたいな
綺麗事なんだ。