ガラッ・・・・ 私はここまで来るのに ほんとは短かったのかもしれないが、 とても長く感じた。 重い足で 一歩また一歩と 階段を上がり、 冷え切った手で ドアのくぼみに触れ ゆっくりあける。 「おお、やっと来たか!!」 「やっと来ましたよ。この勇さまが!!」 「はぁ?勇さま?何それ、なんかの冗談?www」 ちょっと、ふざけて言ってみたら結構ウケた。 良かった。 少し心が軽くなった。