じゃあ、なんで、応援してなんて言ったんだろう。
私の気持ちを知ってたなら、胸の内に秘めとくとか。
だんだん、黒くなっていく。
自己中になっていく。
自分でもわかってる。
黒くなっていることに。
だけど、否定している自分がいる。
とうとう仁菜を憎む気持ちまで出てくる。
好きな気持ちは私の方g・・・
「一人占めしたくて、でも勇が藍斗の事知ってたから・・・。勇にも取られたくなかった。勇モテるし、優しいし、いいとこいっぱいありすぎて、勝てないって思っちゃったんだもん。憎い?ごめん。仁菜は勇を傷つけたかったわけじゃない。それだけは、わかって。」
さっき、私が考えてたことと似ている。
一人占めしたいのは、一緒。
でも、私だって仁菜に勝てないところいっぱいある。
だから、私は思った。
「こっちこそ、ごめん。一番の友達なのに、今・・・憎いと思っちゃった。」
嗚咽を混ぜながら話すことしかできなかった。
仁菜からも、鼻をすする音が聞こえる。
