「藍斗の事?」
「うん・・・、まぁ///」
顔を真っ赤にして照れながら言う。
私は仁菜の顔もまともに見れず、
うつむいたまんまだった。
「だからさ、応援してくれる?」
良くあるパターン。
ここで、「う・・うんわかった」とか言って、悲劇のヒロインぶって泣くってパターンよくあるよなぁ。
「う・・うん、わかった!頑張って。」
そんな悲劇のヒロインぶる人間になってしまった。
ただでさえ、
藍斗に好きな人がいるって知って、
落ち込んでたのに
こんなこと言われたら・・・
私は、涙をこらえるために
強く握った手を
胸の前に持ってきて
ガッツポーズをしてみせた。
「ありがとっ!」
そういって私に抱きついてきた仁菜を
静かに受け止めた。
