伝えたかった言葉。


「カラオケ~♪」

テンションノリノリな仁菜と
二人でカラオケに向かっている途中です。


「ってかさ、なんで勇テンション低いの?ほんとになんかあった?」

「ちょっとね。大したことじゃないよ?」


嘘をついてみた。
でも、こんなウソは無謀だ。
ましてや苦笑いしながら言ったら、


「何ウソついてんの?せっかくこっちが聞いてやってるって言うのにさ!」


仁菜は気づいてしまう。


こんなときにも関わらず、
ふてくされながら言う仁菜が
『可愛いな』
なんて思った。



フフフフッ・・・・



「何笑ってんの?そんな変だった?」