『潤へ
潤への手紙は2枚あります。たぶんこっちを先に開けているかな?

そんなことはおいといて、
この30枚にも及ぶクラスのみんなへの手紙。

この手紙を私が死んだ次の日に渡してほしいのです。

入院していたことは、直接言えるいがしなかった。

だから、手紙にしてみた。

出来れば、クラスのみんなへという手紙をみんなの前で読んでほしい。

そしてそのあとに配ってほしい。


最後のわがまま聞いてくれますか?


よろしくお願いします。

           美波 勇より』