伝えたかった言葉。



「先生ここにいるんじゃないですか?!」

「だから、ここには入院するための部屋なんてないって言ってるだろう。」

「でも見たって言う人がいるんだから!!」


・・・


この声って・・・


「藍斗だ。」


やっぱり。

とうとうおしかけてきてしまった。


「どうすんの?!」

「まずは声を小さくしろ。」


口に両手をつける。


なんで藍斗がこんなところにまで・・・

『藍斗の好きな人は勇だって』

このことだけで・・・?


自意識過剰かな。

必死にまだ訴えている。

私のためにここまで。

どんだけ好きなのさ。