伝えたかった言葉。



ドクッ、ドクッ、ドクッ、ドクッ




平気な振りしてるけど、クラスメイトと会うのは1か月ぶり。

緊張、緊張で胸がバクバク言ってる。



よし



「はい、じゃあそこのベットに寝てくださいね」

「はい」




ギシッ…





声はなるべく小さくしたつもりだったけど、

音が鳴ってしまった。

それと同時に彼…荒井 潤が振り向く。



「えッ…?勇……?」



完全にばれた。

メッチャ驚いてるし。
やっぱ、わかっちゃうか。



「やぁ…。久しぶり」




シ・・・ン・・・






沈黙が流れる。