空色チョコレート

ヤダ、気持ち悪い...!!


パシ...ッ


「汚い手で触んないで」


その瞬間、ニヤついていた男の顔が冷たくなる。


「ふ―――ん...俺にそんなこと言うんだ?キミ、度胸あるね♪」


そう言って男がパチンと指を鳴らすと、周りの男が私の腕を掴んだ。


そのまま崖の端に連れて行かれる。


「ちょ...っ何すんの!!」


「うるせぇ、俺らにそんな口きいた罰だ」


ヤダ...ッ!!


「助けて...」