次の日の朝。


...嘘だよね?


私の目の前にあるのは、『8:05』と表示された目覚まし時計。


壁掛け時計を見ても同じ表示。


...ぎゅうー。


...うん、痛い。夢じゃないよ。


...て、ことは...


「ち...遅刻―――――!!」


慌てて家を駆け出した。