空色チョコレート

「菜乃花、ゴメン!!」


菜乃花の元へ行って、第一声がそれだったため、菜乃花は眼を丸くした。


「文化祭の時、心配させて、ゴメン!!!!」


私が何度も頭を下げてそう言うと、菜乃花はニコッと笑ってそっと私の頭を撫でた。


「別にいいよ。それに、あの時...何か、あったんでしょ?」


――――ドクン...


大きく心臓が波打つ。


菜乃花に、ばれてる...!?


焦っていると、菜乃花は私の頭から手を離した。


「...いいよ。無理に言わなくても」


...え?