空色チョコレート

2人とも、笑ってる。


やっぱり、私には、あの2人の間に割り込む事は、出来ないんだ...。


『これより、夏の星座の紹介を始めます――――...』


と言うウチのクラスの女の子の声とともに、完全に光が消え、辺りは真っ暗になる。


すると、天井に光を映し出す部屋の真ん中の球体から、射光がスッと天井に伸びる。


『左手にありますのが、七夕で知られる彦星こと、アルタイル――――...』


説明を聞きながら、私は球体の近くに座っている桜達を見た。


球体から伸びている光によって、2人の顔が少し照らされている。