空色チョコレート

――――え?


馬渕...綾芽?


桜が...綾芽ちゃんと?


...嘘。嘘だ。


でも、綾芽ちゃんは――――...


『桜はアタシの気持ちを受け入れてくれたの』


あれ...ホントだったの?


桜を見る。


桜は、男子の方を向いて、少し笑って、




「――――うん」




と、頷いた。