「...何で、分かるの...」


「も~、アタシをナメないでよ?何年『お母さん』してきてると思ってんの?」


「お母さんじゃないし」


何だか、お父さんが頼もしく見える。


「ホレ、バーンと言っちゃいなさーい❤」


......。


お父さんには、話してみよう。


「...お父さん、もし、好きな人と知ってる女の子がキスしてたら、どうする?」


お父さんの目を見て言うと、お父さんは真剣な顔をして、


「...その2人は付き合ってるの?」


と言った。