「ただいまー」
「あら、おかえり...
さっきの誰よ?」
母子家庭のあたしの家には
すっごいうるさいおばさん(お母さん)が生息している。
ニヤニヤして聞いてくる顔は、
斎藤くんのニヤニヤとは大違い...
「見てたの?」
「うふふ...!
だぁれ?ん?
イケメンじゃない。
まさか...彼氏なんて言わないでしょうね?」
「・・・彼氏だけど。」
「はっ!?
あんた正気!?」
釣り合ってないことくらい
わかってますよーだ!
あたしにはもったいない。
そう言いたいんでしょ?
「正気、本気。」
「...今度紹介しなさいよ??
まったく...あんなイケメンがいるなんて。」
あれ?
意外と認めてくれた...??
「前みたいに...ならないといいわね。」
っ....
心が痛む。
