聞いたことのない歌だったので楽譜を見ると手書きの楽譜で歌詞までついていた、すると・・・

「私がかいたの・・・」

と、つむぐが小さい声で言った。

「でも、歌ってくれる人がいないの」

その時のつむぐの悲しそうな顔を見て俺は言った。

「僕が大きくなったら歌ってやる中学校になるまで待って」

「えっ、いいの? 絶対約束だよ」

その時のつむぐの笑顔はその当時の俺を一目惚れさした。

それから小学生の卒業までつむぐに会うことなく中学校に上がり一年の春社長に一枚の歌詞とCDが渡された。

「お前の声が好きな作曲家がいてな是非ともデビューしてほしいといっているけど、とりあえず見てくれ」

俺はそれを見た。
名前は糸か、偽名か・・・
これは、驚いたそれはつむぐと俺が約束した時に見た歌詞だった。

「お前はかっこいいからアイドルとしてデビューするという約束で話したが向こうも乗り気で承諾して編曲してくれた」
聞くと少し変わっていたがあの日聞いたメロディーだった。

俺は作曲ルームに急いだ。

ガチャッ

「おひさしぶりです春斗くん。
そして約束ちゃんと守りましたよ。私と契約してくれますか・・・?」

「あぁ、よろしく」

その時のつむぐの笑顔は俺を本気で惚れさした。

それから、高校に上がるまで2人とも同じ学校で勉強と両立で頑張った。
俺とつむぐの歌はオリコンランキング1位とったり人気アイドルとして俺は売れていった。
このままつむぐと2人でいれると思っていた・・・