「由良、こいつ誰?」
聞こえた言葉に耳を疑った。
これは、祐司の声じゃ、ない。
楓の、声だ。
「あれ、女の子たちは、いいの?」
私の口からでた言葉は、意外な程冷静で。
「あいつらとは遊ぶ気ねえよ。それより、そいつ、誰だ」
「俺、祐司。よろしくね、由良のパートナーさん?」
なんか、祐司が子憎たらしい言い方をする。
「由良、なんで男がいんの?
出かけるの、一人でって言ってたよな?」
「楓と別れたあと祐司が話しかけてきて。」
「その言い方はないなあ。
俺、告白したじゃん。」
「はあ!?お前・・・っ!」
「やだ、楓くん怖ーい。」
なんかすごくムキになってる楓とニヤニヤしてる祐司。
何じゃコレ。

