約束の試合の日 立真くんと約束した通りリーベ藤宮のユニフォームを着てショートパンツを履く リーベ藤宮のホームスタジアムはあたしたちが住んでいる街から電車で2駅 待ち合わせの時間が近づいたので家を出ると立真くんが待っていた 「立真くん!!」 「ちゃんと着てきたんだ!」 自分の着た藤宮のユニフォームを引っ張りながら立真くんが言う 「当たり前でしょ!」