春夏秋冬






私の机はカッターでズタズタに…
書いてあることは残酷で…
花も置いてあって…




なんでっ…
なんで私…が…





「ねえトイレに…」











黙った…
そりゃあそうだろうね

こんな机見て、


私がバカみたいにみえるだろうね

いいよもう



いじめたきゃいじめればいい






「何…これ?」







見りゃわかるじゃんっ…






「酷いよ…なんで」




ポソリと呟いた言葉は
地獄耳の私にははっきり聞こえてきて…


酷い…………?



なんで……………………?











あんなにバカにして、指差して笑ってたのに。






嗚呼、この子は何故、
私に優しくするの?