朝、
普通に起きて
普通に学校に行く。
そして友達と挨拶を交わし
普通の学校生活を送る
それこそが
皆にとって普通だから。



私が何が言いたいか?





私にはそれが普通ではないから。





「キャハハハッ」

「これいいじゃん
やっばーいなげよーアハハハハッ」




皆の笑い声が頭の中でこだまする。


『やめてっやめてっ』


誰にも届かない
小さくて醜い声。
孤独な存在。






クラス替えは
天国か
地獄か
決まる、



運命。