その瞬間、弥生は目覚めた。

何?! 今の夢?!

なんで雄祐君が夢に出てきたの?!

今まで夢に見ることなんてなかったに・・・。

なんか、へんな夢だった。

弥生はそう思いながらもまた眠りについた。

また夢の続きが始まった。

今度は韓国の町並みの中を雄祐君と2人でドライブしてる。

それも楽しそうに。

2人ともまんべんな笑顔で。

そんな夢のなか朝を向かえ弥生は目を覚ました。

なんで雄祐君の夢を一晩で2回も見るんだろう?

なんでこんな印象深く残るの?

疑問に思った弥生は夢占いを見た。

夢の中でドライブをするってことは、そうゆうことなんだ。

ってことは・・・?!
もしかしたら?!
雄祐君が・・・?!

『運命を共にするパートナーかもしれない』

ってこと?!
ウソっ?!

まさか、雄祐君が言ってたとおり『前世で会ってる』ってこと?!

もしそうだったら?!

雄祐君と私が出会うことは必然的なこと?!

ただそれを当人同士が気づいてないってこと?!

この夢は何を指し示してるの?!

その意味は何?!

何がなんだわかんない。

でももし・・・。

私が思ってることが真実で事実なら全てがつながる。

雄祐君が言った『前世で会ってる』って意味がわかる。

そして・・・。
『つながってる』って意味がわかる。

弥生はふと思った。

まさかとは思ったけど、雄祐君って、あの人とまったく一緒なんだ。