Finale Love

「どうゆうことなんですか？！
なんで、弥生がここにいるんですか？！　
いったい、弥生に何があったんですか？！」

哲也は今までのことを雄祐に話した。

「話はわかりました。
あとは俺にまかしてくれませんか？」

「雄祐ならそうゆうと思った」

「すみません・・・」

「俺はこれで帰るから」

「はい。
ありがとうございました」

哲也は自宅へと帰った。

翌日の朝。

弥生は病院のベッドで目を覚ました。

あれ・・・？

ここ何処だろうー？

いつのまに寝てたんだろう？

弥生はふいにベッドの右側を見た。

そこには弥生の手を握って眠る雄祐の姿があった。

なんで雄がいるんだろうー・・・？

弥生は握られてる手を静かに離そうとした時に雄祐が目を覚ました。

「大丈夫？」

「・・・うん」

「福岡に戻ってきたこと、なんで教えてくれなかったん？」

「雄ー・・・」

「話は全部、哲也さんから聞いた」

「そうー・・・」

「弥生が福岡に戻ってることはyasuさん知ってるん？」

弥生は何も言わずに視線を雄祐からそらした。

「yasuさんのファンに暴行を受けてたこを、なんでyasuさんに言わなかったん？」

弥生は視線をそらしたまま自分の気持ちを話し始めた。

「それはー・・・。
私がyasuさんのファンを傷つけてしまったから。
それぐらいされても当然だって思ってた。
だって、私はそれぐらいのことをしたんだから。
だからあって当然なの」

「弥生ー・・・」

「こんな姿で雄と再会してごめんね。
雄も辛いよね・・・」

雄祐は何も言えず握ってる弥生の手を離し病室を出て屋上へと行った。