それを選んだのは私自身。
ちゃんと向き合わなきゃいけないってわかってた。
でも、いざ目の前にきたら乗り越えることすら出来てなかった。
そんな私が雄のそばにいる資格はないと思ったから。
でも・・・
雄はそれをわかっていてくれて受け入れてくれた。
その思いに甘えてちゃいけないってわかってる」
「弥生ー・・・」
「私にとって10年お付き合いした人は大切でありかけがえのない人。
その人に私は精一杯愛された。
そして私も精一杯その人を愛した。
その2人の思いは大切な思い。
それをちゃんと思い出にしなきゃ前に進めないってわかっていた。
でも・・・
あまりにも大きすぎて私1人じゃ抱えきれなかった。
それはあの人も同じ。
その思いのままあの人はこの世を去った。
あの人は私のまだ見えない未来まで考え思ってくれていた。
その思いを抱えたままあの人は私のそばから離れてくれた。
あの人の思いを考えると、正直、ツライ。
でも、あの人はそんな私を望んでる訳ではない。
あの人が今の私に望んでることは、私が私らしく人を愛せること。
それが、私の幸せにつながることだから。
それは、あの人もわかっている。
たしかに、終わってしまった恋。
でも、私にとっては今でも大切な思い。
その思いに縛られてちゃいけないし、私自身の足で前に進まなきゃいけない。
それを1番にあの人は今の私に望んでる。
そして、私も同じように望んでる。
だから、あえて、私は雄にはその思いを見せなかった。
見せてしまえば雄が傷つくから。
でも、雄はその思いをちゃんと感じとっていた。
それでも雄は何も言わなかった。
それが、雄の愛し方だから」
「弥生ー・・・」
「ん・・・」
「話してくれてありがとうな」
「うん・・・」
「やっぱ、あれなんかなー」
「何?」
「俺は弥生に出会えて、すげえーよかったと思ってる」
「yasuさんー・・・」
「そこまで弥生が愛した男はすげえー幸せ者だと俺は思う。
10年付き合った男も雄祐も。
その中に俺もいたらいんやけどなー」
「yasuさん・・・」
「弥生って・・・」
「何?」
「女の中の女やな」
「え・・・?」
「よし!! 決めた!!」
「何が?」
「俺やて、弥生の前では雄祐と同じ1人の男や!!」
「だから・・・何?」
「せやから、俺はー・・・」
「うん」
「弥生を・・・
1人の男として愛したい」
「えっ?!」
「俺な弥生と出会って、こんなに自分らしく人を真っ直ぐ純粋に愛する女と出会ったことがない。
それが出来るのは弥生だけ。
俺はそんな弥生を心底愛したい。
雄祐以上に愛し貫きたい。
たしかに俺はプロのアーティストでありボーカリストyasu。
でも・・・
今の俺は、高野保徳、1人の男」
「yasuさんー・・・」
「こんなに人が愛しいと思ったこと、胸が熱くなることなんて、今までなかったと思ってた。
でも・・・。
弥生と出会って、弥生を知った今、俺の熱い気持ちは止まらない。
弥生を誰にも渡したくない」
ちゃんと向き合わなきゃいけないってわかってた。
でも、いざ目の前にきたら乗り越えることすら出来てなかった。
そんな私が雄のそばにいる資格はないと思ったから。
でも・・・
雄はそれをわかっていてくれて受け入れてくれた。
その思いに甘えてちゃいけないってわかってる」
「弥生ー・・・」
「私にとって10年お付き合いした人は大切でありかけがえのない人。
その人に私は精一杯愛された。
そして私も精一杯その人を愛した。
その2人の思いは大切な思い。
それをちゃんと思い出にしなきゃ前に進めないってわかっていた。
でも・・・
あまりにも大きすぎて私1人じゃ抱えきれなかった。
それはあの人も同じ。
その思いのままあの人はこの世を去った。
あの人は私のまだ見えない未来まで考え思ってくれていた。
その思いを抱えたままあの人は私のそばから離れてくれた。
あの人の思いを考えると、正直、ツライ。
でも、あの人はそんな私を望んでる訳ではない。
あの人が今の私に望んでることは、私が私らしく人を愛せること。
それが、私の幸せにつながることだから。
それは、あの人もわかっている。
たしかに、終わってしまった恋。
でも、私にとっては今でも大切な思い。
その思いに縛られてちゃいけないし、私自身の足で前に進まなきゃいけない。
それを1番にあの人は今の私に望んでる。
そして、私も同じように望んでる。
だから、あえて、私は雄にはその思いを見せなかった。
見せてしまえば雄が傷つくから。
でも、雄はその思いをちゃんと感じとっていた。
それでも雄は何も言わなかった。
それが、雄の愛し方だから」
「弥生ー・・・」
「ん・・・」
「話してくれてありがとうな」
「うん・・・」
「やっぱ、あれなんかなー」
「何?」
「俺は弥生に出会えて、すげえーよかったと思ってる」
「yasuさんー・・・」
「そこまで弥生が愛した男はすげえー幸せ者だと俺は思う。
10年付き合った男も雄祐も。
その中に俺もいたらいんやけどなー」
「yasuさん・・・」
「弥生って・・・」
「何?」
「女の中の女やな」
「え・・・?」
「よし!! 決めた!!」
「何が?」
「俺やて、弥生の前では雄祐と同じ1人の男や!!」
「だから・・・何?」
「せやから、俺はー・・・」
「うん」
「弥生を・・・
1人の男として愛したい」
「えっ?!」
「俺な弥生と出会って、こんなに自分らしく人を真っ直ぐ純粋に愛する女と出会ったことがない。
それが出来るのは弥生だけ。
俺はそんな弥生を心底愛したい。
雄祐以上に愛し貫きたい。
たしかに俺はプロのアーティストでありボーカリストyasu。
でも・・・
今の俺は、高野保徳、1人の男」
「yasuさんー・・・」
「こんなに人が愛しいと思ったこと、胸が熱くなることなんて、今までなかったと思ってた。
でも・・・。
弥生と出会って、弥生を知った今、俺の熱い気持ちは止まらない。
弥生を誰にも渡したくない」
