PCの前で寝てる雄祐に毛布をかけて弥生はしかたなく雄祐の布団で寝た。

数時間後、ふと雄祐は目覚めた。

あれ・・・？

いつのまに寝たんだろう？

この毛布、弥生がかけてくれたんだ。

てか、弥生は？

雄祐は布団に目を止めた。

俺の布団で寝てんだ。

俺も布団に入ろ。

雄祐は布団へと入った。

弥生の小さい体をそっと抱き寄せ眠りについた。

翌日の朝。

弥生はふと目を覚ました。

もうー朝なんだ。

早っ。

弥生はふと横を見た。

あっ？！

雄の寝顔が真っ正面だよ？！

こうやって雄の寝顔見るの初めてだ。

でも、いつのまに布団に入ってきたんだろう？

全然気づかなかったよ。

てか、今って何時？

弥生は枕元においてある自分のスマホの時計を見た。

８時だよ。

雄、仕事いかなくて大丈夫なのかな？

とにかく起こさなきゃ。

「雄。　起きて！？」

「うんー・・・」

やっぱ一発じゃ起きないか。

こうなったら耳元で叫んでやる。

「起きろー！！」

弥生の声で目覚めた雄祐は起き上がった。