Finale Love

「だって、そーじゃないっすか?
あべさん」

そんな光景を見てた雄祐はふいに笑顔を見せてた。

気づいた哲也はほがらかに言った。

「ようやく、自然と笑えるようになれたな。
雄祐」

「哲也さんー・・・」

「今のオマエ、むちゃくちゃいいぞ。
ステージの上にあがってみんなの目の前で自分の気持ち言ってたオマエ、めっちゃカッコよくて、男の俺でもシビレタ。
あんなライブは2度とない」

「哲也さんー・・・」

「そーや、俺たちじゃなかったら、なかった」

「まー君・・・」

「雄祐だから、出来たんだよな」

「あべっち・・・」

「俺も見てて、シビレました。
雄祐さん」

「慧ー・・・」

「これで雄祐、大丈夫だよな?」

「はい。哲也さん。
こんな俺でこれから先も迷惑かけるかもしれねえーけど、よろしくお願いします!!
俺、このメンバーに出会えて、一緒に音楽が出来て、ライブが出来て、本当によかったと思ってます!!
俺、このメンバーで必ずメジャーになりたいです!!」

「雄祐ー・・・」

「哲やん。
雄祐の言うとおりやな」

「そーだな。まー君」

「おかたいことはここまでにして、肉もきたことだし、食べますかね?」

「そっすね。あべさん」

焼肉を食べ終わり哲也と雄祐以外のメンバーは店の前で別れ、2人になっていた。

「雄祐」

「なんすか?」

「今日、オマエのマンションに泊まっていくわ」

「はい?!」

「別にいいよな?」

「構わないですけど・・・」

「じゃ決まり。
コンビニで酒買って行こう」

「マジっすか?!
哲也さん?!」

「うん」

雄祐と哲也はコンビニでお酒を買い雄祐のマンションへと行きリビングのソファーに座りツマミながらお酒を飲んでいた。
少しほろ酔いになった哲也は雄祐に聞いた。

「なー雄祐・・・」

「なんすか?」

「あれから、弥生ちゃんと、連絡とってるのか?」

「まったくとってないっすね」

「そうかー」