Finale Love

そのために弥生は・・・。

雄祐は逸る気持ちのままライブハウスへと向かった。

ライブハウスでは雄祐がくるのをみんな待っていた。

雄祐は息をきらしながら客席の中を歩きステージ上にあがりマイクスタンドを手にして話し始めた。

「みんな待たせてごめんな。
こんな俺の歌を聴きにきてくれる人や、こんな
俺の歌声を好きって言ってくれる人やEMOの曲で励まされたり元気をもらってる人がこんなにいるなんて、俺、思わなかった。
こんな俺でもファンは待っててくれた。
たしかに俺は歌うことしか出来ない。
でも、それが俺なんだってメンバーやファンから教えられた。
今、その思いに気づけた俺はEMOのⅤo雄祐としてこのステージでまた歌いたい。
こんな俺だけど、これからも応援よろしくな」

雄祐たちの主催ライブは無事終えることが出来た。

メンバーだけで打ち上げをするために焼肉屋へと行った。

ある程度の注文をしたメンバーみんなでウーロン茶で乾杯をした。

「雄祐がくるか、ヒヤヒヤもんだったぜ」

「ホント、そっすよね。
聖隆さん」

「けど、きたから、いんじゃねえーの」

「たしかにあべっちの言うとおりだけどな。
これからはこうゆうことがないようにしてほしいもんだね。
雄祐君」

「すみません・・・。
哲也さん」

「哲やんも、あんま、雄祐をイジメんなよ」

「俺はイジメてねえーよ。
ただ俺は忠告しただけだよ。まー君」

「哲やんの言い方がネチっこいんだよ」

「そうかー? あべっち」

「いや・・・。
リーダーとして当然なこと言ってんじゃねえーの?」

「話しわかるよな。あべっち」

「そんなことよりさー・・・」

「なんすか? 聖隆さん」

「注文した肉、遅くねえ?」

「そっすか?」

「俺、腹減って限界なんだけど・・・」

「出たよ。まー君の限界宣言」

「なんだよ?
そのあべっちの嫌味な言い方は・・・?! 
いかにも、俺が、食に飢えてる野獣みたいじゃねえーか?!」

「えっ・・・?!
まー君・・・。
そうじゃないの?!」

「何テメーは女みたいな素振りしてんだよ?!
白クマのブタ!!」

「まー君。
それ酷くない?」

「まんま言っただけやん!!」

「ちょっと哲也さん聞いた?」

「聞いた」

「哲也さんまで冷たいのね?」

「本当の女だったら冷たくないんやけどね」

「哲也さんの言うとおりっすよね」

「慧まで同じこと言うのかよ?」