〜美那夏side〜

諦められない自分がばからしぃ
もぉあの人は彼氏じゃないから

「おーい、美那夏帰ろーぜ!」

「あ、うん、晃待って」

___

「ごめんねっ!」

「んん
大丈夫!帰るべ!」

見慣れた帰り道だけどあなたがいないだけで景色がちがうものに見えるのはなぜですか?

「…み…みな、みなか」

「あっ!ごめんなに?」

悲しくわらった彼は
私を抱き寄せ

「みな、俺と付き合わね?」

みな、久しぶりに呼ばれた

「あ、えっと「美那夏!!」

振り返ると

いるはずのない
大好きな彼が

「美那夏はだめだっ!
俺の女だ!!」

え?今なんて…