私は勇気を振り絞って

 女子に囲まれている壮士君に声をかけた・・



 
  「そ・・壮士君!!」


  「・・・・ん?」


 
 いつもと変わらない私だけに向けられる
  視線・・。低い声・・。



 一瞬びくっとしてしまったが


 
  勇気を出して言った

 
 「ちょっといいかな・・?」


 
 「・・・何?・・別にいいけど・・」



 一瞬ビックリした・・。
 まさかOKをもらえると思っていなかったからだ。




 そして私達は屋上に来た。