「えーと…。壮士くん…?
…っごめんっ!…怒ってるよね?」

桜は、俺が黙っていたからか、怒っていると勘違いして、焦りながら謝る。

「え?あ、いや。大丈夫だよ?

…えっーと、陸君だっけ?こんにちわ」


俺は。〝一応〟桜の従兄弟だし、子供なので、愛想よく笑っといた。