好きでした。【短編】




 そう思っていたら・・


 ガラっ!!


 突然ドアが開いて誰か入ってきた。


 その誰かとは親友の花野 夢(はなの ゆめ)ちゃんでした
 夢ちゃんは中学校から一緒ですごく大人で綺麗で頭も良くて
  優しい夢ちゃんが大好き。




 「・・桜・・」


 「あはは・・もしかして今の見てた?」


 夢ちゃんは黙って頷いた。




 「大丈夫だよ?夢ちゃんは気にしないで?」



 「桜・・。ねぇ桜・・」



 「ん?」







 「つらいときは泣いていいんだよ?」