なんなのよあいつ。
たしかに私は、美人系か可愛い系か必ずどちらかに帰属するとしたら、可愛い系に入るとは思う。
初対面では、大人しく見られることもあり、フットサルをやっていたと言うと意外だとも言われる。
でも、外見で性格が決まるわけではない。
「かなさんっっ!!」
無視してすたすたと課までの道のりを歩く。
営業課から立川が出てきたところで、
すごく引きつった顔をしていたがこれも無視して営推を目指した。
てかなにあいつ勝手に下の名前で呼んでんのよ!
仁科さんでしょ普通!
まあ、課に着いたら追いつかれてしまうのだが。
とりあえず、どんっと、マグカップを机に起き、
課長室を目指そうとした。
そのとき、圭一郎が、
「あ、かなさんそれ!
使っててくれたんですねー!」
と、言って、
私はつい笑顔で
「うん、お気に入りだから。」
と答えた。

