ポツリポツリと話始める。
紘子ちゃんと私は年の差が4つで彼女はまだ15歳。
まだ好きな人もいないと言っていた紘子ちゃんが、浩輔の妹である彼女が・・・私の話をどこまで信じて、どこまで理解してくれるか分からないけれど
それでも、一度出た言葉は止まらなかった。
浮気されたこと、信じることが出来なくなってしまったことを正直に話した。
終始黙って聞いてくれていた紘子ちゃんは、私が話し終わると一言。
『何それ?お兄ちゃん・・・最低。』
ワナワナと今にも泣きだしそうな紘子ちゃん。
『ごめんね、陽菜ちゃん。』
ごめんねと何度も謝る紘子ちゃんを見て後悔する。
・・・私、自分を少しでも悪く見せたくなくて紘子ちゃんに言ってしまったけれど完全に私のエゴだった。
紘子ちゃんは何も関係ないのに。
ごめんね。紘子ちゃん、ごめん。
『私、今日別れるね。・・・頑張れなくてごめん。仲良くしてくれたのにごめんね。
浩輔の両親が大好きだったよ。・・・それが辛い。』
『陽菜ちゃん・・・。』
『でも紘子ちゃんだけには、きちんと別れる理由を知っていてもらいたかった。』
泣くのを必死でこらえて伝えた。紘子ちゃんは黙って頷いてくれた。
紘子ちゃんと私は年の差が4つで彼女はまだ15歳。
まだ好きな人もいないと言っていた紘子ちゃんが、浩輔の妹である彼女が・・・私の話をどこまで信じて、どこまで理解してくれるか分からないけれど
それでも、一度出た言葉は止まらなかった。
浮気されたこと、信じることが出来なくなってしまったことを正直に話した。
終始黙って聞いてくれていた紘子ちゃんは、私が話し終わると一言。
『何それ?お兄ちゃん・・・最低。』
ワナワナと今にも泣きだしそうな紘子ちゃん。
『ごめんね、陽菜ちゃん。』
ごめんねと何度も謝る紘子ちゃんを見て後悔する。
・・・私、自分を少しでも悪く見せたくなくて紘子ちゃんに言ってしまったけれど完全に私のエゴだった。
紘子ちゃんは何も関係ないのに。
ごめんね。紘子ちゃん、ごめん。
『私、今日別れるね。・・・頑張れなくてごめん。仲良くしてくれたのにごめんね。
浩輔の両親が大好きだったよ。・・・それが辛い。』
『陽菜ちゃん・・・。』
『でも紘子ちゃんだけには、きちんと別れる理由を知っていてもらいたかった。』
泣くのを必死でこらえて伝えた。紘子ちゃんは黙って頷いてくれた。
