抱いて、抱かれて、堕ちて、溺れる。





【暁】




『…純…くん…?』




やだ…泣いてるのバレちゃった?




私はいつもの笑顔で純くんに問いかけた。





『どうしたの?』




『暁さん、具合悪くて帰ったって聞いたから…。大丈夫?』



『えっ?あ、あぁ、うん。大丈夫だよ。もしかして、心配してくれたの?』




『近くまで送るよ?乗って?』




『大丈夫だって。一人で帰れるから。』




そう言おうとした時…





私は純くんに腕を強く掴まれ、車に乗せられた…。




『ご、ごめん。暁さん、絶対断ると思ったから、つい…。』





純くんに逆らっても無駄だと感じた私は、近くまで送ってもらうことにした。