純くんの家は駅から10分程のところだった。 『じゃ、また。』 『あっ、うん。またね…』 純くんが降りたタクシーは私の実家へと向かった。 ふと、窓から空を見上げると、星が綺麗だった。 私は、無意識に純くんにメールをしていた。 <星が綺麗だよ!> すぐに返事は来た。 <一緒に…見るか?>