『ねぇってば!暁さん聞いてる!?』 『…えっ?あ、何話してたっけ…。』 『暁さん、なんかつまんなさそう。』 『そ、そんなことないよ?』 『暁はねぇ、こういうの久しぶりだから、緊張してるんだよ、ね?5年振りだもんねぇ。』 『あ、うん。そうなんだぁ。ははは。』 話が続かない…。 緊張のあまりか、呑むペースが早かった。 気がつけば、ワインを3本も空けていた。